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14時半~20時 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 休 |
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腕の痺れと言ってもさまざまな原因で起こってきます。
今回は、胸郭出口症候群をご紹介します。
胸郭出口症候群とは、胸郭で首から出ている神経と血管を圧迫し、主に胸から腕・手の内側にしびれや脱力感、痛み、感覚異常、浮腫、虚血などさまざまな症状をもたらすものをいいます。
①頚部の前斜角筋と中斜角筋の間
②鎖骨と第1肋骨との間
③肩甲骨の鳥口突起と小胸筋と肋骨の間
首から伸びる神経・血管はこの狭い通路を3箇所も通り腕へと伸びているのです。よって、この通路が何らかの原因により狭くなると神経や血管を圧迫し腕に症状を出すのです。では、その原因とは、どんなことが考えられるのでしょう。
胸郭出口症候群になりやすい人
①日ごろ重いバックを肩にかけて歩く
②重いブリーフケースをいつも同じ手で持ち歩く
③自動車整備士など、腕をいつも肩より上へ上げている作業をしている
④流れ作業の組立工のように、いつも同じ姿勢でなおかつ、1方向ばかりで作業する。特に肩の高さでの作業 はより胸郭出口症候群になりやすい。
⑤他に腫瘍、鎖骨の脱臼・骨折、鞭打ちなどが考えられる。
このように、肩に負担をかけていると神経・血管の通路が狭くなり腕に痺れを出してきます。
カイロプラクティックでは
カイロプラクティックでは、このような患者さんに対しては、神経・血管の通路を出来るだけ広げるよう治療していきます。特に胸郭出口症候群の患者さんは、頭部が前方に出ているような悪い姿勢が多く見られ、神経・血管の通路を狭くしている状態が考えられます。また、第1肋骨の機能が落ちており神経・血管を圧迫する要因になっています。これらを改善し、神経・血管の圧迫を減少させていきます。
他に、日常生活で肩に負担がかかることを避けてもらうよう、アドバイスをしています。
他にも、腕へ痺れを出す原因はたくさんあります。また、次回にご紹介いたします。