診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9時~13時 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 休 |
14時半~20時 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 休 |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今日は、椎間板ヘルニアってどういう人に起こりやすいのだろう?また、日常生活で何を気をつければいいんだろう?というお話です。
皆さんご存知のように椎間板ヘルニアとは、椎間板の中にある髄核が椎間板を破り、背骨の中を通っている脊髄神経にさわり、腰痛や足にしびれ、また、運動障害を起こすものです。
このヘルニアになりやすい人は、よく聞かれるのが、重い荷物を扱う肉体労働者です。しかし、実際には、オフィスワーカーにも非常に良く見られる症状なのです。では、なぜ肉体労働をしていないのに椎間板ヘルニアになるのでしょう。
椎間板が苦手な動作は、腰を曲げた状態。さらに、腰を曲げ腰にひねりが加わるのが一番苦手です。オフィスワークをする場合、腰を曲げ足を組みます。この姿勢は、椎間板が苦手な腰を曲げてひねる状態になっています。この姿勢で長時間仕事をし、それを何年も続けると椎間板が悲鳴を上げてしまいます。
ここに興味深い研究データがあります。豚を長期間座らせ椎間板の状態を見る群と、腰を何万回も最大に曲げて椎間板の状態を見ていった研究内容のものです。結果は、どちらも椎間板がはじけたと言う結果が出ました。
この結果から分かるように、重い荷物を一日に何回も上げ下げしている人も、机に何時間も向かっている人も椎間板ヘルニアになるリスクはあるのです。決して肉体労働者だけの病気ではないと言うことを頭にいれてください。
では、どのように対処したらいいのでしょうか。
簡単に言いますと、オフィスワーカーの方は、50分に1回2~3分席を立ち背骨を伸ばし椎間板を休ませて上げましょう。また、肉体労働者のかたは、荷物の持ち方を、できるだけ腰を最大に曲げないよう持つように工夫していきましょう。もっと詳しい対処法は、またの機会にお伝えしようと思います。