診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9時~13時 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 休 |
14時半~20時 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 休 |
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手根管症候群(痛みで夜中に目が覚める)
症状
30代女性。
右手のしびれを訴えて来院されました。このしびれは、約1ヶ月前から始まる。症状は、日中はなんとも言えないだるい感じが右手に常に感じており、一番困るのが夜間寝ている時に、目がさめるほどの痛みとしびれがあらわれる。
病院の受診で、手根管症候群と診断。湿布と飲み薬(睡眠薬)を処方されたがあまり状態が良くならない。
施術と経過
身体の状態として
・硬膜に非常に強い緊張が見られる
・尾骨に歪み
・心臓と右の肺の可動性が著しい低下
これらを主として施術をしていきました。経過として
3回目の来院時、しびれの頻度が下がる。夜はしびれで目がさめることはなくなる
4回目の来院時、更にしびれの頻度が下がり、母指から中指にかけてのしびれが残っている
5回目の来院時、症状がなくなる
手根管症候群と言っても、手だけの問題ではない事が多い
昔は、手根管症候群の施術をする時、神経の通りを良くするために、首の矯正や手根管を広げる施術、神経の走行を邪魔する筋などを集中して施術していましたが、なかなか良い結果が得られませんでした。それは、頸部から手にかけて本当の原因がここになかったからです。
現在は、昔の直せなかった教訓を活かし、もっと身体全体の事を考えています。抹消の神経ではなく、脊髄のテンションがどこから来ているか?を考え施術していっています。今回の患者さんの場合、尾骨に強い歪みがあり、それが脊髄全体を下に引っ張っていました。脊髄が引っ張られると、当然手に行っている末梢の神経にも牽引力がかかります。これを外してやるとどんどん症状が軽くなっていったわけです。
身体は、すべてつながっており、手がしびれるから、手だけを施術するでは思ったような効果は現れません。身体全体の相関関係を考え施術しなければいけないのです。